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竹馬の友

私は谷川沿いの小さな集落で生まれ育った。
そこにも学校があり、47人だったが、1クラスだったので、
クラス替えはなし、おかげで今でもその頃の級友は大の仲良たちである。
そんな悪友が、亡くなった。
昨夜通夜に行ってきた。
彼は永い間糖尿病と闘ってきたが、ついに帰らぬ人となってしまった。
昨年の3月、その彼が皆に会いたいというので、ミニ同窓会を開いた。
ビールもほとんど飲めず、料理も平らげることはできなかったが、
後で奥さんに聞いた話だが、「ものすごく楽しかった!」
と非常に喜んで帰ってきたとの事。
結局その会が彼との最後であった。
自分は5年前に病気になったが、ほとんど普通に生活できてることを
ありがたく思う。
小学の時の担任の先生も駆けつけてくださり、何年ぶりかでお会いする先生は
耳を悪くされた以外は、健康そうで安心した。
その先生は今でも僕を呼ぶとき「かっちゃん」なのである。
約46年前に担任になっただけなのに、いまだにこうして駆けつけてくださることに
尊敬とありがたさで胸がいっぱいになった。
一人また一人と自分の友がいなくなる。
仕方ないこととはいえ、50代では早すぎる。

今回はコメント欄を閉じさせていただきます。
ごめんなさい。           カズノコ